演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

自分のメンタルと性格(薄 将浩)

今わたしが取り組んでいる課題は、
台本をできるだけ噛まずに伝えることです。
まず自分が文を読んで伝える時、
どういう状況なのかを考えてみました。
すると自分が一文字づつ必死になって読んでるんだと気付きました。
文字を大切にしようとするあまり、
読もうとする文に目が追い付いてないということに。
そこで自分なりに考えて、しようと思ったことがあります。
それはただ文字を読むのではなく意識をページ全体に向け、文を読むことです。
これをすることにより、先の文字を少しながら読むことができました。
ですが意識的にしなければいけないということもあって、
また文が一文字づつになっていました。
しかしこの前のレッスンで倉持一裕さんに
私の読んでいる時の姿を見ていただきました。
その時にアレクサンダーテクニックというものを教えていただき、
自分のことを改めることができました。
頭の中で色々なことを考え過ぎてしまうことと
体が硬くして身構える余計な事をしてしまう性格が
身体を動かなくしていたのかもしれないと思いました。




【祐一からひとこと】
朗読や群読はもちろんだけど、ナレーションやアテレコなど
台本を持ったままの仕事もいろいろあるよね。
オーディションでもリハーサルでも、その場で台本を渡されて
即持ったまま立ってやるなんて日常茶飯事です。
初見に強くなることは必至。
カズくんのアドバイスを受けて、将浩くんの身体から
緊張が見る見る抜けて楽になっていく様子、嬉しかったです!

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