聞くことの難しさを今更ながら実感しました。
何度もシーンを演じているのに、
何かが腑に落ちないといいますか、しっくりこない、
そして、前回のレッスンでは相手の台詞を受け取らずに、
次の台詞を言う。失態をしてしまいました。
自分だけで芝居をしているだけではない相手があってこそだと喝を入れて。
台詞を受け止めた瞬間感情も動きました。
聞くことは大事。
【祐一からひとこと】
脚本を熟読した上で、アタマを真っ白にして
相手役の台詞をたった今、生まれてはじめて聞いたかのように反応していく・・・
ちょっと油断すると、我々は相手役の演技に対して予知能力者になってしまう、
僕自身絶えず気をつけている永遠のテーマです。「新鮮に演じる」。
書いてくれたテイクを見ていて僕が成長を感じたのは、
「予知能力」を発揮した演技に陥っていることを早くに自覚して、
なんとか新鮮さを取り戻そうと自分に働きかけている
様子が見てとれたことで、その自覚する体感の早さが嬉しかったです。
演じながら立て直すのも至難の業だけど挑戦し続けていきましょう！
