玉腰 裕紀です。
偶然なんですが、前にやった事がある同じような題材に再び挑む、と言う機会があったりします。
今回は声の稽古で、話数こそ違いますが同じタイトルのドラマをやってます。
なんだかこう言う時というのは自分と戦わされてる気がして…非常に気持ち悪い!
あの時よりマシなのか、どうなんだ⁉とドギマギする反面、今回はコレ試してみる?コレって前回出来たっけ?みたいなワクワクもちょっとあったり…。
良い機会ではあるので、試せる事は試してみようかと。終わった頃には前よりもっと明確に掴めるモノがある事を目指して。
以上、ありがとうございました。
【祐一からひとこと】
レッスンでは様々な作家のいろいろな作品を経験してほしくて
違う感触の役や物語を選ぶようにしていますが、
国が違ったり全く違う作者でも、例えば振られる彼氏、とか
友人との大喧嘩、など設定が被る場合があります。
アフレコ実習も様々なタイプの作品選びを心がけていますが、
今回、土曜のクラスで裕紀くんがやったことのあるドラマの別エピソードを
日曜のクラスでやってもらって、僕自身こういうレッスン展開は
初めてだったので発見が多くありました。
作品のタッチ、世界観が同じだからこそ、演じるメンバーの
成長ぶりがつぶさに分かるメリットです。
アフレコは尺が決まっているマイク・ワークなので
話し方の緩急や大小の要素より高低で演じることが多くなります。
その高低の匙加減が気持ちがノリにくいテイクでも
過剰になることがなく、高低を利用はしても頼りきってはいない
演技がテイクごとに安定している点に成長を感じています。
同じ世界観の作品を久しぶりにやるからこその変化の聞こえやすさです。