演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

初めてのナレーションの仕事(大宮司朗子)

8月を振り返ってみて。
8月に、初めてナレーションのお仕事をしてきました。
想像していたよりも少し広めのブースで一人だけ…。
緊張していないつもりでも、緊張していて躓いたり間違えたり。
特にテストでは言えたのに、本番になると…。という事が多かったです。
精神的な疲労が半端じゃなく、終わった時には精魂尽き果てた状態でした。
でも、学べたこともいっぱいです。
ナレーションは「自然」である事が1番で、
今度こそ!なんて気合いを入れすぎるとNGな事。精神力が重要な事。
個人的な事では、疲れて来るとつるるっと滑りやすくなる。
水分は500mlじゃ足りないとか…。
そして、中でも1番重要な学びだったと思う事は、
「私」という事に気付いた事です。
初めお仕事が決まった時「私なんかで?」と思ったのですが、
現場の方や、スポンサーの方を見ていて、「私なんか」を選んでくれたのではない。
「私」を選んでくれたんだ!だからこそ「私」はそれに答えなければ!
「私なんか」では、それは無理なんだ。と目から鱗が落ちた気分です。
貴重な学びを活かして、「私」がより一層大きくなれるよう精進したいと思います。




【祐一からひとこと】
デビューでいきなり作品を背負う単独ナレーションの初仕事、
おつかれさまでした。
道場の稽古場に設置してある音声ブースで収録した
ヴォイスサンプルが認められて、選ばれての本番。
ぜひ朗子さんの「表現」がほしいとスタッフに云われて
僕も大変に嬉しかったです!

「貴方が思っている以上に、貴方をキャスティングした人たちは
貴方に伸び伸びと良い演技をしてもらいたがっている。」
僕自身が昔云われた言葉ですが、その通りだと改めて痛感しています。

たくさん現場で感じてくれて、そしてナレーションの評判も良くて
とても嬉しいです!

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