演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

役として立ち続ける(山本さゆり)

新しいHPになってから、初めての道場日記になります!
はじめまして!夢組の山本さゆりです。

今週のレッスンでは1ヶ月以上ぶりに『ソープオペラ』のレッスンをしました。
なぜ、こんな久しぶりかと言えば人数が足りない事が主な原因ですが…
私もジソーキッズさんの企画公演に参加させて頂いてた為に道場をお休みしていました。
レッスンが始まる前までは正直、久しぶり過ぎて『台詞は出るだろうか?』とか『ちゃんと身体は動くだろうか?』など不安や疑問に頭が一杯でした。

しかし、いざ!
始めてみると、自分が思ってたよりもずっと役として立っていることができました!!

以前にたくさんレッスンした賜物でもあると思いますが、何より自分の役を明確に持てて居るからこそ立っていることが苦痛じゃないのだと気付きました。

前の私でしたら、台詞の無い時に立ち尽くしるだけだったり、台詞があってもそれっぽく言う事が多かったと改めて思い返します…
『ソープオペラ』は今までよりもずっと役の事を考え(役名は百合子と言います)『百合子は何でこんな行動に出たんだろう?』とか『なぜ百合子はこんな事を言うんだろう?』と百合子への疑問が私の百合子をより深くしてくれました。

その結果が、久しぶりに百合子になっても百合子の気持ちを思い出す事で気持ちと台詞がバラバラにならずに演技を楽しむことができました!

まだ百合子への疑問はあります。
それを読み解き考え、より百合子に近付きたいと思います。

役者として欠かす事のできない役作りが、一歩前進したのを前回のレッスンで強く感じる事ができました!


これからも、たくさんの気付きを大切に
日々精進!顔晴ります!!


夢組 山本 さゆり




【祐一からひとこと】
「ソープオペラ」は久しぶりになってしまったけれど
キャストが勢揃いしないときにやっていた「驟雨」はじめ
さまざまなレッスンによりさゆりさんの声の引出しを増やしたり、
動きのタイミングを相手に合わせることを体感したり
レッスンの度に演技が変化していくのを毎回嬉しく見ていました。

「ソープオペラ」の演技にそれらが反映されていたし、先日の舞台でも
気持ちの流れを大事にしながらその場に「居る」存在感に繋がっていたと思います。
映像の撮影でカメラ前に立つ緊張を味わったことも
さゆりさんが表現について考える大きなきっかけになっているはずで
レッスン、撮影、舞台含めていろいろ体験する中で、
その時々の自分の課題を考える重要さを僕自身改めて感じています。

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