演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

朗読のレッスン(秋山直登)

8月31日からは本格的な朗読のレッスンも始まりました。
観客にとって1回しか聴けない我々の声が全てのため、
普段以上に正確な発音や滑舌、そしてブレスのタイミングが求められました。
特に、話し手の感情を乗せる際は、
身振りや大きな語気の変化ができない分一層の注意を払わなくてはなりません。

そこで、口の開け方のように普段自然と行っている事こそ、
意識して実行しようと努めました。
特に、読み上げる前に次の文へと目を配ることで、
流れや強調すべき点を把握して些細な失敗を減らすよう注意しました。
まだまだトライ&エラーの状態ですが、
スキルが磨かれていく実感が得られたレッスンとなりました。




【祐一からひとこと】
お客様が表現を鑑賞する時、脳で「考える」のではなく、
ただ心で「感じる」だけの状態になってもらうのが理想だと思います。
声の表現だったら、「え?今何て言ったの?」って考えた瞬間
そのお客様は物語に酔えなくなってしまう。それが勿体ない。

お客様に物語の中に入り込んでもらう為に、
言葉に奉仕したいですね。

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