演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

スポット(藤野純丸)

おはようございます!
虹組、藤野純丸でございます。

早いもので道場に通い2年と半年が過ぎました。
道場生日記も書くのすごく久しぶり!緊張する!


最近、自分が私生活でも芝居でも意識している事を書きます。

それは「がんばらない」です。

どういうことかと言いますと
これは隊長の言葉であり、自分がつけている道場ノートの2ページ目にも
書いてある言葉なのですが、「努力逆転の法則」です。

ノートには、理性<感情
と書いてあるのですが、ようは張り切るだけでは出来る事もできなくなり、
体をリラックスさせ、やるべきことに自分の気持ちで集中する

という事です。無駄な力が入ってしまう僕には常に必要な事です。


話は変わって、先週のレッスンで気になったポイント
それは「スポット」です。

芝居に不要なアドリブを入れてしまう為、それが五月蝿くなり本筋がずれる。
それをクリアにするのが「スポット」です。
話の主軸が自分からずれた時、単純に「動きを遅くする」
これだけで伝えたいことは明確に、しかし五月蝿い芝居にならない。
というのを学び、自分のこれからに取り入れようと思いました。


近頃は一応、自分で取ってきた仕事という事で
ナレーションの仕事を何度かさせていただきました。
言ってしまえば、主演、演出、編集、収録
これを全て自分一人でやる仕事です。
セリフ数もそれなりに多く、非常に特徴的な話方をしなければいけないので
精神も肉体も疲れます。

しかし、自分がそういったやりたい仕事に携わっている事で
素晴らしい満足感は得られます。
こういった環境や繋がりは本当にありがたいものです。

自分が何ができるか、何ならできるか
それを探るためこれからも勉強していきます!

ありがとうございました!!!




【祐一からひとこと】
「がんばらない」ことを「しっかりやる」・・・
パフォーマーにとって永遠の課題ですね。
必要な緊張だけする
ちょうどサッカーのゴールキーパーの名選手が
リラックスして試合進行を見つめているように見えて
ここ一番のタイミングでは実に的確に動けるよう
必要な緊張感は身体と精神にずっとキープしているような。
そんな「居かた」が出来た時、あぁこれだったのか!と
それまで悩んでいた知恵の輪が一気にほぐれたような
爽快感を感じたこと、僕にもありました。
で、次の瞬間、その必要な緊張感を求めなぞっている自分がいたりして・・・
理想を求めて永遠の追いかけっこが続くけど
あの状態になりたい!という目的地が見えていれば
あちこちぶち当たっても、そこを目指しやすくなる。
打率が良くなるのは確実です。顔晴っていきましょう。

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