お久しぶりです。星組、玉腰です。
パスワード喪失して更新ページに入れなくなっておりました…何たる失態か。
まぁ、それはともかくとして。最近、アニメや吹き替え等、
ブースを使った練習の機会に恵まれています。
声優一本の志望ってわけではないにしろ、やはり声当てはやってみると
楽しいものです。その分緊張感も半端ないですが。
やってみて…画面を見ながら台本見ながら、ということが自分には
できそうにないことが判明しました。それは不味いだろうと思いながらも…
開き直って同時に二つを見る努力を放棄。いっそ台本を見なければいいんだと
変な意地を張って台詞を覚えてみました。
これはこれで融通が利かないような気がするのですが…読みながらやるより
演技がしやすいような。見ながらやるよりも自分の声が制御しやすいような…。
思えば、舞台上の稽古でも読み合わせより覚えきってからのほうが、
考えながら芝居できるということを今更ながら実感しました。
本当に、何を今更当たり前のことを…と我ながら呆れもしますが、
多少なりとも感覚の違いを演じながら自覚できるようになったんだと、
ここはひとつ自惚れてみることにします。
台詞は覚えて何ぼだとか、役者の仕事の大半は台詞を覚えることだとか
道場の内外で言われたこともあります。それまでは、そうは言っても
表現力とかの方が大事でしょと思っていたんですが…
その段階に進むためにも、確かに重要なことなんだなぁと考えてみたり。
これからもなるべく早く台詞を覚えることを目標の一つにしてみようと思います。
…そこに甘んじて満足してるようじゃいずれにせよダメダメなままなんですけど!
これ以上調子に乗ってもいけませんので、今回はここまで。
パスワードも取り戻したし、これからはマメに更新したい…。
【祐一からひとこと】
日記ありがとう。音声ブースに台本持たずに入る勇気から
感じられたこと、とても大きいはずです。
実際、声を聴いているだけでもいつもの裕紀くんより演技に
ハンドルの遊び的余裕を感じ、他のメンバーより相手の台詞を
聴いてから息を吸うのではなく相手の言いたいことを感じた瞬間息が
吸えててそれが演技のテンポアップに繋がり芝居が弾んでいました。
ブース外で声を聴いてて「あれ?」と感じ、その後裕紀くんが
台本を見ずにアテレコやっているのに気付いた次第です。
僕が今年出演したアニメでも現場でその挑戦をした俳優がいて、
声の初仕事と云いながらその攻めの姿勢に、僕は尊敬の念を感じました。
せっかくシステム的に同じ作業でアテレコが出来る環境があるのだから、
こうした挑戦は大歓迎です。自分で自分を追い込んだ上で「遊べるか」・・・
実際芝居が埋まってる感が声から感じられて嬉しかったですよ!