花組の前田一樹です。
出演させていただきました劇団PUSHさんの第5回公演「人魚姫の弟」、無事終えることができました。お越しいただいた皆様、そして応援していただいた皆様ありがとうございました。
この舞台が初舞台になりました。初めての体験、人々、感情、考え・・・本当にいろいろなものを経験できた3ヶ月間でした。なので舞台を終えた後、自分の中にあるものを整理したいと思い、何かの裏紙ですが思いついたままに書き出したました。それが結構な量に・・・(笑)
今回はそこから少しだけ持ってきたいと思います。
道場に入門し演技を始めてから今年の4月で3年目に入りました。振り返ると本当に運のいい演劇人生だなと思います。
入門当初、基礎などより先に僕は先輩たちと一緒に課題の舞台稽古をしました。最初は何も分からないまま演技していました。いや、演技だったかな、あれは?(笑)
でも本当にたくさん考えてがむしゃらにやっていました。次のレッスンまでの一週間がとても短く感じるほどに。
亀山隊長にそのような感じで教えてもらったのは約4カ月ぐらいでした。正直、何を教わったかと聞かれたら、分かりません。でも、“演技の楽しさ”は教えてもらえました。初めから発音、発声、滑舌などで縛られていたら、もしかしたら続けていなかったかもしれませんね。僕の演劇人生の根底に置ける大切なものを教わりました。
そのあと佐藤さんや倉持さんに出会い、お芝居を教えてもらう中で芝居ってこうやるのかな?というのがなんとなく分かり始めたのが2年目です。そこから自分なりに考え、小さな発見をしていくようになりました。
そろそろ道場だけじゃなく外へ出ていろいろなものが見たいと思った矢先、2つの舞台のお誘いをいただきました。そして、そのうちの一つである劇団PUSHさんの舞台で初舞台をこの3年目に経験させていただきました。ここでは作品を作る楽しさ、舞台に立つ楽しさ、お客さんに見てもらい楽しませる面白さを教えてもらいました。もちろんそれだけではないですが・・・。
僕はこの約2年半でとても運のいい出会いをしているなと改めて感じます。
これまで出会って頂きお世話になった方々に心から感謝したいと思います。ありがとうございました。またここからよろしくお願い致します。
今回はあまり舞台のことに触れられなかったので、また次回!
【祐一からひとこと】
初舞台、ご成功おめでとう!おつかれさまでした。
「少しだけ」と云わず、せっかく裏紙に思うまま書いたこと
全部聞かせてください。
初舞台の思い出やそこから派生する「思い」は永遠だよ。
良い体験をしたからこそ振り返れる時間を嬉しく思います。