演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

敢えて追い込む(河野大輔)

2014年になってもう3月の半ばという時間の流れの怖さを感じております。

自分もここに来てもう少しで3年目の年を迎えようとしてます。

この2年間で自分には何ができて何がまだたりないのか?
など自分は今どこのレベルにいるのかなど最近はよく考えます。

オーディションなどはまだ受けたことがないので
そろそろ挑戦しようと思っているのですが

右も左もわからず悩んでいる最中でございます。

ナレーションの難しさや言葉の伝え方の引き出しがまだ数が少なく、
お金をとれるという点を考えたら全然だと思う。

かといって弱気になっていたらいつまでたってもお金をもらえるところにもいけません。

難しいですね。眼に見えないものと格闘するというのは。

3年目。

そろそろ動かないと何のためにやっているのかわからない感覚に陥りそうです。

焦る必要性もない……と思いもしますが敢えて追い込むのも悪く無いかと思います。

今の目標はプロになること。

できるだけ早く叶えたいものです。
焦らず一つ一つ踏みしめて前へ進んでいけたらいいと思っております。




【祐一からひとこと】
3という数字が人間に与える影響について本で読んだことがあります。
3年目に限らず、演技者には焦りはいつも、
いつでも、いつまででも付いて回るものですね。
僕自身の実感でそう思います。

敢えて自分を追い込む・・・時には必要ですが、答えの出にくい問いかけなので
自分の表現力について、具体的なテーマを決めてそこに向かって追い込む。
また、やみくもに突っ走るのではなく、自分がどうありたいのか
あるべき自分について具体的に考えて追い込む。
そうした具体性を持てれば、自分で自分を追い込んでいたずらに消耗することは
避けられるのではと考えます。
じゃあ具体的・・・ってどうすれば良いの?
それを伝えたくて僕はレッスンしています。
先日のレッスンで大輔くんの長台詞についてアドバイスしたら
大輔くんが「的確だぁ・・・」ってつぶやいてくれたよね、嬉しかったです!
レッスン時間以外、演技以外のことでも話してくれれば
僕で乗れる相談はいろいろあります。
みんなも相談を持ちかけてきてくれているので、
大輔くんももっと僕を活用してくださーい。

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