おはようございます、星組の秋山直登です。
前回のレッスンは、普段の立ち芝居に加え、朗読やラジオドラマにも挑戦し盛りだくさんな内容でした。
朗読の内容は伝記ホラーの面を持っており、感情を大きく発散させることが多い自分には新しい感覚。
時には茶化すように読んだり、またある時は恨みつらみを出したりと、挑戦のしがいがあってとても楽しんでいます。
しかし、基本的な問題も浮き彫りになりました。
長い一文では、どこが強調されているのかまだわかりにくい。
声の迫力も足りずホラーとは言えない状態なので、丁寧に読むことを意識しながら色々な読み方を試していきたいです。
ラジオドラマの方は、テンポとギャグが重視された作品でした。
初見でしたが、キャラクターに負けずに感情を出せたと感じています。
(演じた役がツッコミだったので、感情を出しやすかったというのもありますが)
ただ、自分は役が変わっても似た印象を与えてしまうので、声の幅を広げられるようチャレンジしていきたいと思います。
明日のレッスンは録音もするので、課題もより多く見つかることでしょう。
だけど、不安以上に楽しみで仕方ないので、このテンションを維持したまま突っ走ります!
【祐一からひとこと】
日記ありがとう。
台詞術に関する自分の変化を実感するのに、朗読は特に良い機会だと思います。
技術だけの演技はつまらないけれど、技術があった方がお客様が楽しめるのも事実。
演技は「心と脳味噌」両方を使って、「感性と技術」でやるべきものです。
どちらかだけの演技というのは理想的ではないと僕は思います。
演技「術」をきちんと伝えられる講師が少ない日本の現状はありますが、
気持ち良く、楽しく自分の心と向き合ってやることと併行して、
技術を取得、磨くことで、テイクを重ねても、ステージ数が増えても
高水準で演技が安定しやすくなります。
そこを目指していきましょうね!