演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

緩急が欠けると(中武えり)

おはようございます。星組、中武えりです。
この前のレッスンでは、今取り組んでいる課題のシーンスタディと、ラジオドラマの二つをしました。
シーンスタディは、今回初の翻訳ものです。テンポ良くしなければならず、
それでいて感情面もしっかりとやる…等々、やることが多いですが!
遣り甲斐がたっぷりとあるので、最終的に初見をしたときと比べて
どのくらい変わるかドキドキでもあり、ワクワクもします。

一方、ラジオドラマは初見でした。単純にとても楽しい題材で、
来週のレッスンも楽しみです。ただ、悔しかったことがあります。
それは「緩急」がそんなにできていなかったこと。
台詞の表現で、緩急は私が最も苦手とするもの。
緩急が欠けると台詞が一本調子になってしまうので、改善しなければなぁと反省。
それにしても、みんなの成長が毎週伸びて行ってるのを実感し、
それがまた悔しい。自分が悔しいです。
毎回毎回が反省だらけですが、次に繋げなければなぁと思う今日このごろです。
でも、楽しむ心も持ち合わせてレッスンできたらなぁと思います。
好奇心と向上心で、レッツ☆レッスン!!




【祐一からひとこと】
日記ありがとう。僕がよく言う演技の変化の五つの要素の内、
緊張した時、一番意識しにくいのが「緩急」です。
でも逆に、一生懸命やった後から、それを振り返れば、
「緊張した時の自分への対策」が見えてくる。
その為に初見も大事にやっています。
毎回全く違う文体の作家の作品を紹介するのも、
文体に口調が負けない人になってほしいから。

食らい付いてきてくれてレッスンの遣り甲斐を感じています。

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