演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

初舞台(いのいみーこ)

こんにちは、月組のいのいみーこです。
ヴォイス&アクターズ道場企画公演「はじめの一歩」という舞台で初舞台を経験させてもらいました。

初舞台を経験して学んだことは
実際には思っている半分もできていないこと。
ギリギリはいけないということ。
お客様に観てもらって初めて舞台になるということ。
自分たちだけではどうにもならないことがあるということ。
自分たちだけでももう少し、気を配れる部分があったということ。
私たちはすでにいろんな人の思いやりに支えられていて、
もっと人に頼ってもいいということ。

まだまだ言い足りないほど、いろんなことを学べました。
アンケートでのダメ出しもみなさんからの愛を感じました。
2度同じダメ出しを言わせないよう、顔晴りたいと思います!

至らない部分がたくさんあって、後悔ばかりが残るけど、
笑顔でよかったよと言ってくださったお客様のお顔は一生忘れられません。

来てくださった方、来れなかった方、応援してくれた方、手伝ってくれた方、
一緒に演ってくれた仲間に、この場を借りてもう一度、御礼申し上げます。
皆様本当に、本当にありがとうございました。

「精進なさい若者よ」私のセリフだったんですが…肝に銘じます!




【祐一からひとこと】
日記ありがとう、そして初舞台、おめでとう。
初舞台は一生に一度(当たり前とはいえ事実!)、
それが道場稽古場アトリエだったことを光栄に思っています。

みーこさんがまだ高校生の時、わざわざ福岡から見学に来てくれて
きちんと僕のレッスンを体感してくれた上で、レッスンを受けたいと
上京してくれたことは、当時、助清さんが亡くなってしまい、
今後の道場について、レッスンそのものについては自信があっても
継続については途方に暮れていた僕にとって、大変大きな支えになりました。

自分が目指している「やる気ある方が好きなだけ演技を堪能出来る環境」、
「自分が若い時こういう場がほしかったことの実現」、
それは理想論だと咎められることも多かったのですが、そんな時
みーこさんのやる気をドカンと突きつけられて、
自分の中で覚悟が決まる気がしたのを今でもはっきりと覚えています。
多分今後も忘れないです。
それから一年も経ってないのに初舞台を踏んでくれて、
それも観た方はきっと演技を始めて一年未満の人だとは気付かれない内容だったことに
今、もう一度僕自身のモチベーションが上がる思いが強くしています。
僕にとって大変に嬉しい時間でした。

水鳥は絶えず足を動かし続けていてはじめて水上に留まっているように見える。
表現の世界に居続ける為には自分に問い続けていかなければいけない。
当たり前のことを再認識しています。僕自身進化していきたいです。

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