演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

どんな時でも、対応(星野優子)

こんにちは。夢組の星野優子です。
かなり久しぶりに道場日記を書いてます。

さて、つい先日のレッスンでの事なのですが、
夢組メンバーが私以外が身体の不調やお仕事の為、マンツーマンでレッスンをする事になりました。

『何かやりたい事ある?』

という言葉に私は、4月に出演を控えている舞台の事が頭過ぎり、
『今度の舞台のものでも良いよ』とも言っていただいたので、観ていただく事になりました。

二面性を持つ役だった事もあり、そのシーンに合わせた、
ポイント・重要性・柔軟性などを指摘いただいた後、ブースで録って聞いてみて、
自分では上手くいった所・上手くいかなかった所を整理しレッスン最後に一通り録って聞いてみました。

また、レッスン途中には演出家が求める役のイメージをどう自分に近づけられるかを悩んでいる事を
佐藤さんに相談したところ、道場にストックしてある台本の中から1~2分ほどで『これなんか、どう?』 と、
一つの台本を渡され読んでみると、役柄的に似ている要素があり、とても良い刺激を得られました。

今回のように対応出来るように道場には、数多くの台本がストックしてあります。
ジャンルや登場人物の人数など、さまざまです。


どんな時でも充実したレッスンにする


佐藤さんはいつもその事を考えています。




【祐一からひとこと】
日記ありがとう。
この日記は、書いてくれた文のまま、僕は一切手を加えずにアップするのを信条としています。
なので、最後の二文は照れくさく恥ずかしかったですが、
これは僕の心底本音なので、「そんな風に感じてくれたんだ。」と率直に嬉しかったです。

どんな時でも充実したレッスンにする

仕事の都合などで当日急にレッスンを休んでしまう方がいても、
出席した方がレッスン内容で割りを食って損した気分には決してなってほしくありません。
むしろ得したと感じるレッスンをしていきたい。
世の多くの演技レッスンは、欠席者が多くても廻していけるように
例えば10人のクラスなら、2人一組のシーンスタディを5組作るのが普通です。
でもそれだと全員出席した時、どうしても見ている時間の方が長くなってしまう。
だから僕のレッスンは5人一組で、全員がたっぷりの台詞量で感情をぶつけ合う内容にしています。
そうすると、今回のように当日欠席が多いと杓子定規な対応だとレッスンに中身が無くなってしまう。
シーンスタディも部分的に分解して台詞術のレクチャーと実践の時間にしたり、
設定を活かしたエチュードで演技の瞬発力を試すことにしたり、
出席者の要望に合わせた初見→立ち上げのレッスンにしたり。
今抱えている演技の問題を一緒に考え具体的に解決したり。
どんな対応も出来る演技コーチに僕はなりたいとずっと目指し続けています。

1対1で4時間半のレッスン。もう終わっちゃうんだと云ってくれて嬉しかったです。

演技を磨くということに関して、得したと思われたい。いつもそう思っています。

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