最近頭の中で「コツコツ」と「キヨラカ」という二つの合言葉が賑やかに踊っている。
習い始めた下手なダンスを踊っているときでも、そう思っている。

何事に挑戦するのにも、地道に、極端に言えば、くだらないことを、毎日続けていかなくてはならない。
これは誰でも知っていることだけれど、誰でも実践できることではないはずだ。
先日ある新聞で「若きミュージシャン女子誕生」という派手な見出しの記事を読んだ。
そこには十二歳のころ、インターネットの動画サイトへ、
自らが楽器演奏している様子を投稿してから、世界中から認められる存在になったと書いてあった。
しかし僕が注目したのはこの事実だけではない。
今現在日本でも有数の一流大学へも一般入試で合格して通っているという点であった。
つまり少なくとも二つ以上の勉強をしていたことになる。
きっと悪戦苦闘しているはずである。であるにも関わらず演奏の稽古と、受験勉強をもやりきった。
天性のものもあるだろうが、記事の写真に映っている天真爛漫な少女の笑顔を見るからにはきっと時間の使い方が上手かったのに違いない。

地道にくだらないことを、休みなく続けた。あるいはうまく休憩、気晴らしを取りつつ続けた。
だから成し遂げられたのに違いない。それが限られた時間を有効に使い切る方法なのかもしれない。
日々身をもって感じるが、ステージからは見れない、
ステージ裏の厳しさは凄まじい。万に一人のわずかな可能性。

コツコツとやりきること。キヨラカに真っ直ぐな心で集中してやりきること。
僕はこの二つを大切に、これからも続けて行こう。

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【祐一からひとこと】
僕は我ながら時間の使い方が下手で、毎日毎日宿題ばかり溜まっている気がします。まぁもともとやりたいことが多過ぎて、もっともっとと自分に満足出来ないでいるのも事実なのだけど。

匿名でもこうして書いてくれると、僕自身「自分だけじゃないんだ。」の思いを新たに出来て励みになります。変われると思えば人は変わり続けていけると信じています。