演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

一週間(石神貴之)

初めまして!花組の石神貴之です。
道場生日記、サイトがリニューアルして初めて書くので緊張します(笑)。

僕は約一年程レッスンから離れていまして、復帰したのが昨年の10月。
早急にブランクを取り戻し、離れる前以上に力をつけて行かなければと思っていました。

その為には自分を客観的に評価し、何が必要なのか、どうなっていきたいのかを考えて取り組んで来たつもりです。

しかし、レッスン以外の私生活の状況や体調を崩したりで、そんな目的へのモチベーションがフラフラとしてしまうことも…。
そんな週のレッスンは自分にとっての収穫が極端に少なくなります。

ただただ、前に出来ていたのにダレてしまった部分や前にも言われたようなダメ出しを把握して、言われるままに修正しているうちに、あっという間にレッスン時間が終わってしまう。

やはり自分でしっかりと目的や課題を持って一週間取り組んで、考えて持って来なければ意味がない。
先週とは違う自分を観てもらい、その結果、次の自分の課題が見つかっていくものだと改めて実感しています。

波があっても少しずつでも、これからも毎週、成長を続けていこうと思います。




【祐一からひとこと】
メールありがとう。一週間は本当、毎週あっと言う間だね。
そう感じる忙しさが続いていることをありがたく思いつつも、
まるで輪投げの輪をポーン、ポーンと投げるように、
一週間という時間がまさに飛ぶように過ぎていくことに目まいを感じることも多いです。

ましてや体調が今イチの時は、時間ばかり過ぎてしまうジレンマにやきもき。
役者は台詞を覚えて体調万全で演技の場に着けば、それで仕事の80%は
終わったようなものだと先輩から云われたことがあります。
でも・・・まぁそうもいかない時も、人間だからやっぱりある。
レッスンは、完成した、格好良い自分を見せるところではなく、
自分のダメなところ、イヤなところをさらけ出すところ。
一人あたりの実演時間が短いレッスンだと、どうしても
作ってきたもの、良いところを見せるだけで終わりがちだけれど、
何度も何度も演技を試せるスタイルだからこそ、失敗も恐れずに出来る。
それが少人数長時間レッスンの一番の利点。
考えて演って感じて演って凹んでまた考える・・・
長時間をあっと言う間に感じるようなレッスンを僕も実行し続けていきたいと思っています。

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