上手く書けませんが、今までに、短期間のみ所属して舞台や、
オーディションを受けて出演したり、ワークショップに参加した事があります。
…今通わせてもらってる道場は他と違い、行きたくなる空間です。
たまたま木曜日に見学に行き、そのまま木曜日の宙組に入れてもらった。
宙組と縁があったんだと思います。
戯曲「ハルシオン╴デイズ」で、悲鳴を上げる。とあった。
今までに悲鳴なんて上げた事が無い。が、やってみると、
簡単に悲鳴って、出るんだと驚いた。
普段の日常の中では、声が上擦ったり、言いたい言葉が
出た瞬間、クシャリと潰れる時がある。が、本当はちゃんと出るんだ。
もっと練習して、努力して行けば、出来るんだ。自分には新鮮な体験でした。
【祐一からひとこと】
新しいことを始めるのは勇気が要るものです。
その勇気を出してくれた気持ちに応えたいといつも感じています。
舞台公演で演出を受けることは公演という目標に向かって
作品を成立させる為の、人物の交通整理や整合性を取る作業で、
演出家は俳優一人ひとりの演技面の課題までは改善してくれません
(と言うかそこまで時間がありません)。
多くの俳優が仕事として演出を受けるのとは別に、演技を磨く場を求め
持っているのはそれが必要な作業だからです。
ワークショップはその時間と質にもよりますが、演技の抽象論やメンタルの問題に
終始することが多く、それぞれの俳優の演技術の課題、
台詞術の具体的改善にまで手が届かないことが圧倒的に多いです。
精神論はもちろん大切ですが、逆に言えば「やる気」はあって当然のものなので
「出し方」を知っているか、
知っていてもその場その場で的確に出せるかが大事になります。
精神性を説かれても、ワークショップ後時間が経つと自分が何を教わったのか
ぼんやり分からなくなってしまう方も多いです。
具体的にこの技術を教わったと、レッスン後ご自分で反芻し表現の引き出しとして
蓄えられるものを渡せる為、少人数制でじっくり毎週レッスンしています。
毎週何かしら、「知らなかった自分」とこれからも出会えるよう、
熱意を持ってレッスンしていきますね!