宙組の常見です。
今年の7月から道場に入門して約四ヶ月が経とうとしています。
私は道場に入門する前、専門学校で声優の勉強をしていたのですが、
どうしても一人一人に割ける時間が限られており、
講師の方が仰ってくださったことも中々直せず、
才能がないのかもしれないと落ち込む事もありました。
道場に通ってからは長い時間を自分に割いてくれること、
その分具体的に足りない部分を指摘していただける回数も増えた為、
自分の課題が具体的になりました。
自分自身の成長を判断するのは難しく、課題も山積みですが、
これからも一歩ずつ着実に進んでいけたらと思います。
【主宰からひとこと】
思いきって飛び込んでくれて、毎回レッスンしていて手応えがあり楽しいです。
熱心に演技表現と向き合ってくれてありがとう。
この四ヶ月の間にも、自分は向いてないんじゃないか、変化してないんじゃないか、
相談してくれましたね。演技の悩みは各自それぞれがレアケース。
一般的な大人数や短時間レッスンでは各自には向き合えず、
大味の概論・一般論や各自の課題を繰り返し演じることで実感、
改善する機会はなかなか持てません。
相談してくれた悩みについて、短いレッスン期間でも、
岳志さんのこことここがこう変わったと具体的に答えられ、
また、今後これとこれが出来るようになるべきと
取得すべき技術も具体的に紹介出来るレッスンが出来る場であることを
私自身が嬉しく感じています。
漠然と「演技が上手くなりたい。」ではなく、
「貴方が行きたいのはあそこで、
その為に道場のレッスンではこれとこれを取得させられます。」と
目的地も技術も具体的な方が人は前進出来るからです。
「なんとなく・・・」ではなく
「これをこのくらい出来るように次はこれをする。」を
ドンドンやっていきましょう。