演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

道場は自分にとってどういうところ(池田翔)

自分をさらけ出すところ
無駄がないところ
行くのが楽しみなところ
一週間を早く感じるところ
毎回反省するところ
未熟さを痛感するところ

自分と真剣に向き合えるところ
誰かの言葉一つ一つに意味を感じるところ
人を見て学ぶところ
日常の過ごし方が分かるところ
つまり練習量等が表れるところ
自分に甘いのかが一目瞭然なところ

嘘は通用しないところ
考えるのをやめると成長はないと感じるところ
多種多様な人が集まるところ
一人一人違いがあってよいところ
だが演技をやりたい、学びたいという同じ想いを持った人が集まるところ
様々なことにおいて主体性を尊重してくれるところ

それ故自由なところ
自由ほど怖いものはないと教えられるところ
今の自分にとって軸となるところ
やりたいようにやらせてもらえるところ
たくさん失敗していいところ
その失敗を経験する機会も多いところ

繰り返し反復して学べるところ
実践がメインなので止まっているより動いていることの方が多いところ
演技を学ぶ質と量が非常に多いところ
日常のあり方過ごし方、考え方が露骨に自分という楽器から表現として出るところ
それを自分や相手役がお互い感じ合えるところ
良い面や改善すべき面を具体的にアドバイスして下さる祐一さんがいるところ

日常に戻ってもその言葉が一週間の自分を手助けしてくれているなと感じられるところ
自分らしくいられるところ
自分にとって必要不可欠なところ


道場はそういうところ




【主宰からひとこと】
初日記書いてくれてありがとう。
一年前、何も経験が無い状態で、今からでも遅くはないですかと
稽古場の扉を叩いてくれた日のことを思い出します。

道場は少人数・長時間レッスンでしか出来ない、
『相手役のいる個人レッスン』で、翔さんの毎週の宿題への応え方を見ながら、
ついまだ飛べるだろう、もう少し飛べるだろうと毎レッスンでのハードルを上げ過ぎて
レッスン後自省することが多かったです。
道場では飛べないハードルは用意しません。飛べてから次、また次を提示していきます。
それを実践出来るのも、勇気を出して飛び込み、こちらが伝える具体的アドバイスを
自分への挑戦としてクリアに毎週していく姿勢があってこそです。

日記に書いてくれた、そんな場でそんな自分でこれからもいたいと切に思いました。
言葉たちに私自身が励まされています。

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