演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

6:芸能活動の始め方


ヴォイス&アクターズ道場では、
複数のキャスティング提携先とキャスティング展開を行っており、
希望者はレッスン歴に関係なく芸能案件にエントリーすることが出来ます。
どのみち選考はあるのだから、可能性あるチャンスにはドンドン挑戦してほしい。
オーディションで自己PRや演技が思うように出来ないのは当然です。
何だって最初から上手くいくわけがありません。
失敗の中から『自分らしく人前にいられる』ことを掴んでいってほしいです。
オーディションや本番前のサポートも行っていきます。

もちろん責任感は問います。責任持って案件に臨める方に限ります。

エントリー希望者は事前にプロフィールを作成する必要があります。
こちらで用意してあるプロフィールのフォーマットで提出してもらいます。
携帯事情等でフォーマットに書き込み出来なくても、その内容を
メールの形で送ってくれればその内容でプロフィールを作成します。
顔写真、全身写真のカラー画像データも必要です。

それらを道場担当のデザイナーさんに送りプロフィールを作成してもらいます。
プロフィール作成は一切無料です。
(こんなこと書かなければならないのも、プロフィール作成やHPにアップ、
中には案件一つ紹介するのにも逐一お金を取るところも多くあるからです)。

道場では、芸能案件はほとんどの場合、提示時ギャランティ金額も明記します。
金額が流動的な段階での案件告知では出演者手取り最低保証額を明記しています。
選考から仕事本番になった場合、
ギャランティの中からその案件を道場メンバーに持って来てくれた
キャスティング提携先マネージャーに所定のマネージメント料を支払う形になります。
ヴォイス&アクターズ道場としてはマネージメント料的なものは徴収しません。
そうして二重取り三重取りが横行すると
出演者の手取り分がそれだけ少なくなるからです。

今までで一番大きな差があった案件で、
道場には48万円のギャランティで来た案件が
他所の事務所の提示では16万円だったことがありました。
それでもその事務所は普段、
特定の場面ではなく一日中拘束される「全体エキストラ」で
出演者手取り2,500円~3,500円の案件が常のところだったので、
その事務所の人たちは16万円でも大興奮していました。
二重取り三重取り四重取りは業界に横行しています。

案件を提示すると(特に声優案件を提示すると)、
・プロフィール作ってないし写真も撮ってないのですが、
 今回だけプロフィールなくても書類審査受けられませんか
・ボイスサンプルをスマホで録音している暇ないので、
 ボイスサンプル出さなくてもボイスサンプル選考受けられませんか
といった連絡をもらうことがありますが、それは出来ない相談です。

何百回云われても、プロフィール(書類)を出さなければ
プロフィール(書類)審査は受けられませんし、
ボイスサンプルを出さなければボイスサンプル審査は受けられません。
プロフィールを作る作らないは各個人の100%自由です。
芸能活動するしないでレッスンで区別・差別されることは一切ありません。
チャンスは突然来るものです。
芸能案件に興味があるのでしたら事前の行動が必要になります。

また、芸能案件の提示は道場全体ML(メーリングリスト)を通じて
行っていきますので、男性メンバーに女性出演者募集案件情報が届いたり、
舞台出演を希望しないメンバーに舞台出演者募集案件が届く場合もあります。
興味ない案件は読み飛ばしてくれて結構で、何もアクションしなくていいので、
芸能案件のメールが届くことは予め了承してもらっています。

やる気と責任感ある方が安心して安全に
希望する芸能案件には出演出来るようにしたい。
その試行を繰り返して現在このシステムになっています。