演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

周りの環境(高良しんや)

どうも、寒いのがめっぽう苦手な

沖縄のMr.ポポ(地黒で唇が厚めなだけ)

高良しんやです。

今、我々宙組が稽古している台本は

「ルート64」

カルト教団の四人の信者たちがとある一家を殺した
・・・その一つの事実を登場人物それぞれの視点から、
心理描写を交えて表現する。

というなかなかに刺激的で

『人間って周りの環境に左右されながら生きているんだ』

と、考えさせられる内容です。

僕が演じるのは「ミヤタ」という男

初見では気が強くて上下関係に厳しい体育会系な男かと思ったんですが、

読み返すうちに

演じているうちに

「ミヤタ」という男の

弱さや脆さそういった一種の人間らしさ愛らしさが

見えてきた

そして、


「それを表現したい!!!」


と、思う今日この頃。

そのために僕がしていること

その1 あまり『声』でイメージを固めすぎない

声に意識を向けすぎると、演じているときの声域が狭まることを抑制

その2 どう見られているか、どう魅せるかを考えてから整理して演じ始める

舞台上で考えながら演じる脳のタスクをできるだけ気持ちが動く余裕を持たせるため


他にもやらなければいけないこと、

やったほうがいいこと

たくさんあるけれど、

今はこの2つを詰めていきたいです。




【祐一からひとこと】
初見で抱いたイメージが変わっていく・・・
イメージに身体を追い付かせるのが我々の永遠のテーマだよね。
どうしても漠然としか、自分をどうしたいか考えられないことが多いけど
そうやって、楽器からより良い音を出そうとするように
具体的に具体的にテーマを決めて葛藤していくことが
必ず成長に繋がると思います。
歯応えある台本にガッツリ取り組んでの成果、楽しみにしてますよ!

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