演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

はじめて現場に行って(鍵本尚志)

夢組 鍵本尚志です。
全く演技経験のない状態で入所して約10ヶ月が経ちました。
最初の頃は台詞を喋っても棒読みで、
どうしたら棒読みじゃなくなるのかわからない有様だったのですが、
どこを上げてどこを下げてといった具体的な指導を受けて
今はまあ聞いてられるレベルにはなったと思います。

先日、道場に来た案件ではじめて撮影現場というものに行きました。
僕は台詞はなかったのですが現場での段取りなどを知ることができてよかったです。
1年前はまだ演技を始めてすらいなかったことを思えばとりあえず
俳優として仕事ができたことは非常に嬉しく思います。

しかし台詞のあるメインキャストの方たちを見ているとやっぱりそっち側に行きたいと思いました。

そうなるために、もっともっと売れるために、
演技が誰よりも上手くなるために、これからもやるべきことをやっていきます。




【祐一からひとこと】
初めて稽古場の扉を叩いてくれた日のことをよく覚えています。
演技レッスンそのものが初体験で、僕が伝える「人が人の声を聞いて心が動かされる条件」、
「誰でも社会生活で自然に切り替えている意識の種類」などの話を
瞬きもせずポカンと、でも大層熱心に聞いていましたね。
この10ヶ月でどこがどう変わってきたか自分の良いところにももっと注目してくださいね。
レッスン中はどうしてもリクエストや出来ていないところのチェックが
中心になってしまうけれど、良くなったところももっと具体的に具体的に伝えていきますから。
熱心なレッスンぶりを見ていて現場に出す不安は全くなかったので、
今回のような書類選考のみで決まる撮影案件は
尚志さんの初出演現場としては気軽に参加出来る反面、物足りなかったかもしれません。
毎週入ってくる芸能案件にドンドン挑戦して、カメラ慣れ、マイク慣れしていきましょう。
オーディションの作戦はいくつ立てましたか?補講でそれもやっていきましょうね。

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