演技の喜びを探求する、俳優・声優養成所「ヴォイス&アクターズ道場」

解放(福田あやこ)

こんにちは! 虹組の福田あやこです。

「演技を習える」という喜びを胸に、5月から演技を習い始め
台本覚えて、実践して、出来なくてへこんで
また台本覚えて、実践して思うように行かずへこんでへこんで…

そうこうしている間にもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。
あっという間です。

前々から悩んでいたことではありましたが
この3ヶ月で分かったことは

私は、自分の考えや感情をアウトプットすることが下手で
不器用だということです。

そして「自分の中に何か壁を作っていて、それを超えないようにストッパーをかけているように見える」と祐一さんからよくご指摘を頂きます。

確かに、自分の中のメーターが振り切れた所にいくことへの
恐怖が無意識ながらある気がします。

幅広い役を演じ、喜怒哀楽、幅広いテンションを持っている役者になりたいです。

自分の中の何かが吹っ切れたとき、ぐんっと成長する気がしています。

もっと自分と向き合って、自分を解放して

自分の成長をご褒美に、今はたくさん傷つこうかなって思っています。

初心を忘れずに、演技を習える喜びを胸に
山積みの課題にひとつひとつ取り組んでいきたいです。




【祐一からひとこと】
初日記ありがとう。
道場の演技レッスンに飛び込んでくれて、
果敢に挑戦してくれたこの3か月、僕自身にとっても大いに刺激になった時間でした。
レッスンでも繰り返し言っているけれど、「不器用何が悪い?!」の精神が大事ですよ!
自慢じゃないけれど僕も不器用です。コンプレックスで悩んでばかりでしたが
今は変わりました。
不器用な人間が一生懸命演じるから伝わることって絶対あります!
私たちが誰かの演技を観たがるのは、観て心動かされるのは
「自分だけじゃないんだ」って感じるからです。
こんなことで傷つくのも怒るのも泣いてしまうのも「自分だけじゃないんだ」
そう思ってもらうために俳優は存在します。
世の中の多くの人が自分のことを不器用だと思っている、
だからお客様は小器用より、不器用な俳優を愛してくれる、そう思います。

僕があやこさんに今投げている言葉たちは、僕自身が恩師たちから
云われ続けてきた言葉ばかりです。
こうありたい自分、にフォーカスを合わせて表現に立ち向かってくださいね。

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